4年ぶりに「佐渡トキマラソン」開催

昨日23日、佐渡トキマラソンが4年ぶりに開催され、出場者たちが佐渡の自然を満喫しながら完走を目指しました。

新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった佐渡トキマラソン。

スタート地点となったおんでこコドームには、飲食ブースが設けられ、出場者や応援で訪れた人たちがスタートを前に島内外のグルメを楽しんでいました。
午前10時には、スターターを務める渡辺竜五佐渡市長の合図で、フルマラソンの出場者602人が一斉にスタートを切りました。
11回目目となる今回は、フルマラソンやハーフマラソンをはじめ、初心者も小学生も参加できる2kmコースなど、例年通り6タイプのコースが設けられ、多くの人がマラソンを楽しめるよう設定されています。
今年は、全コース合わせて1,641人が出場し、島内からは700人が参加。
全体では、コロナ禍前の2019年に開催された前回大会の7割ほどの参加者になりました。
昨日はやや風が強く、最高気温は両津で14.1℃と肌寒い日だったものの、マラソンには適した気候で出場者たちは、両津地区住吉の海岸線や国仲の田園地帯など、佐渡の風光明媚な景色を目に焼き付けながら、ゴールを目指していきました。
また、フルマラソンの折り返し地点となった市役所本庁には、給水所が設けられ、八幡銀杏の会による八幡芋を使った芋煮が振る舞われました。
出場者たちは、沿道からの応援に見守られながら、達成感に満ちた表情でフィニッシュしていました。
今回は走りやすい気候だったこともありフルマラソンの完走率97.8%となりました。
大会を主催した佐渡市スポーツ協会伊藤修専務理事は、全国の様々なマラソン大会の中からトキマラソンを選んでもらえるよう、来年もスタッフ一丸となって準備を進めていきたいと話していました。

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