郵便局がハガキで還付金詐欺防止活動

還付金詐欺被害を未然に防止しようと、郵便局員が郵便物の配達にあわせ啓発はがきを配りました。

この活動は、島内でも、還付金詐欺が発生していることを受け、被害を少しでも抑えたいと島内の郵便局が行ったものです。
被害防止の啓発ハガキは、警察と相談の上、高齢者が多い地区を中心に1,200枚が今月の年金支給日に合わせ、郵便物と共に配られました。

郵便局員は、「還付金詐欺が増えているので気をつけてください」などと声をかけながら、啓発はがきを配りました。
ハガキを受け取った市民は、不審な電話には気を付けるようにしているが、啓発ハガキでさらに注意が高まるので助かると話していました。
両津郵便局の山本昌広さんは、少しでも不安や疑問を感じたら、近くの郵便局に相談して欲しいとし、今後も佐渡警察に協力して詐欺防止に努めたいと話しました。
今年に入り、佐渡警察署に届けられた特殊詐欺被害は、7月末時点で2件となっていて、被害総額はおよそ745万円で、いずれも還付金詐欺ということです。警察は、電話で還付金、ATMなどの言葉が出た場合は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。

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