親子で柿もぎと渋抜き体験

学び

親子で農作業に挑戦する催しが10月末に行われ、参加者が親子で柿の収穫を体験しました。

この体験は、新潟県の佐渡農業技術センターが主催して行ったもので、この日は島内の小学生10人とその保護者などが参加しました。
参加者は、金井地区中興にある技術センター近くの柿畑で収穫を体験します。
佐渡農業技術センターは、佐渡で作られる農作物について生産性の向上に向けた研究のほか、環境への負担を軽減させるための技術の開発などに取り組んでいます。

体験会は、農業技術センターの仕事について知ってもらうことや、子どもたちに佐渡の農業を身近に感じてもらう目的で、毎年おこなわれています。参加者は、センターの職員から指導を受けながら、柿の色や形で熟し方を確認し傷をつけないように注意して収穫していきました。
そして、収穫した柿はトラックに積んでセンターまで持ち帰ります。
収穫体験の後には、柿の渋を抜く脱渋体験も行われました。今回は、アルコールを使い渋を抜きます。

最後は、あらかじめ用意されたアルコールで渋を抜いた柿、炭酸ガスを使った柿、渋抜き前の柿の3種類を試食し参加者らは、それぞれの味の違いを確かめていました。
佐渡農業技術センターでは、農業を身近に感じてもらう取り組みの一環として、来年以降も様々な農作物でこのような体験会を実施したいとしています。
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