羽茂高校生 宿根木英語ガイド事前学習

外国人旅行者が多く訪れるアースセレブレーションに合わせ、羽茂高校の生徒が宿根木で英語の観光ガイドを行うための事前学習を行いました。

羽茂高校では、地域探求やグローバル人材育成の一環で2014年度から外国人旅行者に向けた観光ガイドを行っています。
羽茂高校2年生の地域探究コースベーシックコミュニケーション選択する18人は、自分たちで宿根木について調べ、地元で活躍する外国語で旅行の案内などを行う全国通訳案内士からガイドの心得などを学ぶなどして、英語に翻訳した原稿を参考にガイドを行います。

6月29日には佐渡国小木民族博物館の学芸員により、宿根木についての講話も行われました。
講師は、佐渡国小木民族博物館の学芸員高藤一郎平さんです。高藤さんは宿根木は、今から700年前の鎌倉時代、廻船業を営むために上越市近辺の8人が住み始めたことが村の誕生につながったことを紹介しました。
そして、1ヘクタールほどの狭い谷合に家が密集していることや、中世の頃より廻船業で佐渡の3分の1の富を集め、栄えたと言われる当時の様子について話しました。
生徒たちは、船大工が築いた町並みや特徴的な建造物が当時のまま保存される宿根木について、より理解を深めた時間になりました。
その後生徒たちは宿根木へ移動し、観光客に人気の公開民家清九郎や三角屋など、歴史ある街並みを写真に収めながら歩き、現地を見て回りました。
羽茂高校の生徒による宿根木の英語観光ガイドは8月19日、20日の2日間、外国人旅行者が多く訪れるアースセレブレーションに合わせて実施される予定です。

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