盗撮で市職員を懲戒免職

佐渡市は3月7日、スカートの中を撮影して罰金刑を受けた市の職員を懲戒免職処分にしました。市の聞き取りに対する虚偽報告もあり重い処分としました。

懲戒免職となったのは、建設部建設課の菊池隆一元職員(57)です。
佐渡市によると元職員は昨年7月、市内の商業施設で被害者のスカートの中をスマートフォンで撮影し、翌月から佐渡警察署で任意の事情聴取を受けていました。
佐渡市はその事実を把握し、元職員に経過報告を求めていましたが報告義務を怠ったりしたため、今年2月新潟地方検察庁佐渡支部に事案を照会しました。
その結果、昨年12月19日に新潟県迷惑行為等防止条例違反で罰金30万円の略式命令を受けていたことが判明しました。
佐渡市は盗撮行為はもとより、報告義務を怠り、聞き取りに対して嘘の説明をしたことも重大に捉え、3月7日付で懲戒免職処分としました。
佐渡市は、再発防止策として職員に法令遵守の徹底を周知するとともに、コンプライアンス研修を継続して行っていくとします。

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