版画村美術館 小学生の優れた作品並ぶ

相川地区の佐渡版画村美術館で小学生が制作した個性豊かな版画作品が展示されています。

佐渡版画村美術館は、特別展示室で月替わりの作品展を開催しています。
今回の作品展は、佐渡版画村美術館の事務局長伊藤秀昭さんが小学校の教員時代に教えていた島内中心の児童たちが制作した100点余りの作品を並べたものです。

1973年から2018年までに制作されたこれらの作品は、新潟県内の版画コンクールで優秀賞などに選ばれた特に優れたもので、友達と遊ぶ様子や登下校する様子など子どもならではの日常の姿が個性豊かに表現されています。
学年別に並べられており、低学年の作品は大胆さが印象的で、高学年になるにつれ繊細に彫られた作品が目立ちます。
また、木版画以外のドライポイントと言われる、アルミ版を掘って制作する珍しい技法で制作された作品も展示されています。
企画した伊藤さんは、子どもたちには生活感のある作品の方が身近に感じて良いと伝えていた。滅多に見られない優れた作品が多く集まっているので、夏休みの子ども達にぜひ見に来てもらいたいと話していました。
作品展は、8月31日まで佐渡版画村美術館で開かれています。
入館料は、大人400円、小中高生200円です。

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