河崎小児童が地元の川の環境学ぶ

河崎小学校の子供たちが地元にある久知川の環境調査を行い、川の中には様々な生き物がいることを学びました。

6月22日、久知川の環境調査を行ったのは、河崎小学校の4年生10人です。佐渡地域振興局が行ったこの取り組みは、子どもたちに水がきれいな環境では、多様な生き物が生きられることを知ってもらいたいと行われました。
佐渡地域振興局は、平成16年から平成23年まで魚にとって良い環境を整えようと久知川で魚の通り道を作る魚道整備をおこない、結果、今では魚やカニなど多様な生き物が生息しています。

調査では、佐渡地域振興局や新潟大学の准教授などが講師となり、子供たちは、魚道の説明を聞いたり、水質を調べる実験をしたりして、久知川の水がきれいであることを学びました。
また、子供たちは川の中に入って、どのような生き物がいるかを探し、モクズガニやきれいな水に生息するという水生生物カワゲラなどを捕まえていました。
佐渡地域振興局地域整備部の浅香尚文さんは、「子どもたちには今日の学びを活かし、地域の皆さんと一緒に久知川の自然環境を守り育ててほしいと思います」と期待を語りました。
子供たちは、調査を通して身近な久知川が生き物を育むきれいな環境であることを実感していました。

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