松ヶ崎小学校創立150周年祝い記念式典

畑野地区松ヶ崎小学校も今年創立150周年を迎え、11月4日に記念式典が行われました。

11月4日に行われた150周年を祝う式典には、松ヶ崎小中学校の児童、生徒、歴代校長、地域住民などおよそ100人が出席しました。
松ヶ崎小学校は明治6年に創立され、その後名称変更や分離統合を繰り返し、地元の子どもの数の減少を背景に平成24年度には、松ヶ崎中学校との連携校になりました。
また、令和2年度には、全国から児童を募集し留学生として受け入れる「松ヶ崎留学」と名付けた取り組みを始め、今年度は、全校児童17の内12人が転入生です。

飯吉文弘校長「多くの転入生、移住家庭を迎え松ヶ崎小中学校は、新たなステージを踏み出しています。地域に想いを寄せ、この活動を推進してきた有志のみなさま、県外や学区外から不安と希望を胸にこの松崎小中学校区に転入してきたお子さん、そして、ご家庭を温かく迎え入れてくださった地域、保護者のみなさま本当に感謝しております。」
お祝いの言葉では児童代表の5年生小泉優里子さんが学校生活の思い出を語り、これまで松ヶ崎小学校を支えてきた地域の人たちへ感謝を伝えました。小泉優里子さん「運動会や遠泳大会、文化祭など様々な体験活動ができるのは、松ヶ崎小学校を支えてくれた人たちがいるからです。これからも松ヶ崎小学校がずっと続くように支えてくれると嬉しいです。」
また、5・6年生と中学生が2030年の松ヶ崎をテーマに総合学習で取り組んだ活動を発表する時間も設けられました。

子ども達自身が松ヶ崎の未来を考え、地元の魅力を伝えようと取り組んできた活動を報告し地域住民への協力も呼びかけました。
保護者「子どもたちが、自然にこの地域の良さを日々の生活の中で感じられる環境があると言うのが、いつまでも学校が続いていてる理由だと思いました。」
飯吉文弘校長「時代も変化するので、新しいことを取り入れたりしていくことも必要ですが、伝統や地域の皆さんの思いをこれからも紡いで行くことが私たちの責務だと思ってます。」

式典には、松ヶ崎の中学生と年に数回交流しているという太鼓芸能集団「鼓童」の研修生も招かれ、迫力ある演奏で記念すべき年に華を添えました。
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