文化部の全国大会 総合文化祭へ

7月29日から開催される、文化部の全国大会、全国高等学校総合文化祭に佐渡高校囲碁将棋部と生徒会執行部の広報が出場します。今回は、その活動にお邪魔し意気込みを伺いました。

第47回全国高等学校総合文化祭将棋部門に出場するのは、佐渡高校囲碁将棋部の1年女子3人です。囲碁将棋部は、現在1年生と2年生の男女6人で活動していて、互いにその技を磨きあっています。
全国大会に出場する3人は、実は今年4月に入部するまでは、将棋のルールはわかるものの対局の経験はほとんどなく、4月末に行われた全国大会の予選となる新潟県高文連将棋大会も初めての大会参加だったといいます。大会は、3人の団体戦で競われ初挑戦で見事優勝、全国への切符を手にしました。

通常の部活動は、週に一度ですが、全国大会出場が決まってからは、毎日活動をしていて、大会を目前に控えた7月27日も卒業生から指導を仰ぎ、真剣な表情で将棋盤に向き合っていました。
平山那央さん「最初のうちは、色々覚え始めて難しいなと思いました。最近は、自分の戦型も決まってきて、これからちょっとずつレベルを上げて行こうかと思ってます。相手の指手を読むのが難しいです。」
3人が出場する第47回全国高等学校総合文化祭将棋部門は、8月3日から鹿児島県で開催されます。

同じく、全国高等学校総合文化祭の新聞部門に出場するのは、佐渡高校生徒会執行部の広報担当です。生徒会執行部は、現在1年生から3年生まで20人ほどで活動していて、校内行事の企画・運営などを行っています。
その活動の中で、有志の生徒が校内新聞を制作しています。佐渡高校には、以前新聞部がありましたが、部活としての活動がなくなった現在も生徒会がその活動を引き継いでいます。
この度、1年間に制作した校内新聞が新潟県の高等学校新聞コンクールで優秀賞を受賞し、生徒会執行部としては、初めて全国大会出場を決めました。

校内新聞には、学校内の行事はもちろん、部活動の活動紹介また、効率のいい勉強方法について各教科の教諭にインタビューした記事など丁寧な取材で多彩な情報が盛り込まれています。
伊藤有海さん「先輩方がこの新聞の活動をしていて、私たちもそれを受け継いで大会に行けるように頑張ってきました。月に1回、発行してきたんですけど、それが実現して、このような賞をもらえたことをとても嬉しく思っています。」
第47回全国高等学校総合文化祭の新聞部門は、7月29日から鹿児島県で開催されます。
大会では、日頃の活動の成果である新聞を展示するほか、全国から集まった生徒と協力しながら、開催地鹿児島について取材活動や新聞づくりに取り組むということです。

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