教育委員会職員をパワハラで処分

佐渡市は、10月29日付で教育委員会の職員をパワーハラスメントにより懲戒処分しました。

パワハラで懲戒処分を受けたのは、教育委員会の60代課長です。3ヶ月間、給与の10分の1を減額されます。
課長は10月1日に被害を受けた職員に対し、人格を否定する発言や暴言を吐くとともに、人前で過度な叱責をして精神的な苦痛を与えました。
相談を受けた教育委員会では被害を受けた職員をはじめ、課長や関係者から聞き取りを行った上でパワーハラスメント行為があったと認定し、10月29日付で課長を懲戒処分しました。

教育委員会によると、被害を受けた職員はこれまで業務ミスなどを課長から叱責されたことが度々あったものの、自分自身の責任もあるとして声を上げませんでしたが、今回は過度な叱責により精神的な苦痛を受けたとしています。
教育委員会では今後、職場環境改善のためのアンケートを実施すると同時に、ハラスメント防止研修を行うなど再発防止に努めたいとしています。
 
佐渡市では令和5年にパワハラ認定で懲戒処分を受けた案件があり、これも教育委員会の職員でした。

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