島内で春まつりがピーク 数年ぶりの盛り上がりも

島開きとなるおととい15日、島内は春祭りがピークを迎え、多くの集落で太鼓の音が響き渡りました。今年は、数年ぶりに門付けを行ったところも多く、土曜日となったことから多くの人出もあり、コロナ前のにぎわいを取り戻しつつあります。

金井地区の新保八幡宮の例祭には、夕方多くの人が詰めかけ金井新保から2組と、金井地区千種の大和田、西方の合わせて4組の鬼太鼓が拝殿前で勇壮な舞を披露しました。

当日は、あいにくの天候になりましたが、多くの人が祭りの賑わいを堪能していました。
佐渡の三宮、真野地区金丸の引田部神社には、おととしの7月に鳥居と参道を一新してから初めて鬼太鼓が奉納されました。
引田部神社の以前の鳥居は、嘉永元年(1848年)に建てられた記録が残っていて、老朽化により、今回173年ぶりに建て替えられました。
新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに行われた祭りに集まった地域住民の表情には笑顔が見られました。
一方、相川地区石花でも2年ぶりに門付が行われました。
石花では、集落の子供たちが幼い頃から祭りに参加し、裏打ちや舞手を務めています。
この日は、中学生2人が初めて鬼の面をつけ大人に混じって鬼を舞いました。
この日は、およそ40軒を門付けして回ったということで、集落には1日中太鼓の音が響き渡っていました。
午後7時畑野地区小倉の物部神社では、3組の鬼太鼓が揃い宮入が行われました。
数年ぶりの盛り上がりを見せたところも多かった今年の春祭り、島内では4月末にかけて祭りが続きます。

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