個人宅に明治時代の豪華なひな人形

桃の節句を迎え、島内では各地で雛人形が飾られています。そんな中、個人宅に珍しいお雛様があるとお聞きし、所有している方のお宅へお邪魔しました。

色鮮やかな装飾に繊細な表情、こちらは両津地区梅津の近藤義春さんのお宅にある御殿飾りの雛人形です。
およそ10年前、近藤さんが家の倉庫を掃除していた際に発見したというこの雛人形、人形メーカーに問い合わせたところ、お雛様の頭に冠があることから、明治時代のものではないかと言われたそうで、明治時代のものであれば少なくとも100年は経っていますが、色鮮やかな装飾も残り、ここまでの状態ものは珍しいそうです。
湿気の少ないお茶箱の中に入れて保管したり、古くなったところはその都度補修を行うなど、毎年良い状態で出せるよう丁寧に管理しているそうです。

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