佐渡市議会2月定例会 一般質問4日目

佐渡市議会2月定例会一般質問4日目の日程が今日行われました。

今日質問に立った荒井眞理議員は、まず市職員が気持ちよく働くためのハラスメント防止策や対応策について問いました。
答弁で佐渡市は、ハラスメントの対応については、総務課に相談窓口を設置しているほか、外部の窓口を紹介するなど相談しやすい環境づくりに努めているとし、相談があった場合は、本人、相手、第三者にヒアリングを実施し、事実関係を把握した上で対応を協議する体制を取っているとしました。
そして荒井眞理議員は、新庁舎建設に伴い移転する議会の跡地に計画されている、さわた図書館と子育て拠点施設について多くの質問時間を割きました。
さわた図書館については、およそ5年前から拡充の話が上がっていたが、子育て拠点施設の計画は急に出てきた話だとしてその経緯を問いました。
それに対し渡辺竜五佐渡市長は、子育て拠点施設はこれまでの子育て世代との意見交換などの中で「子育ての悩みを相談できる場がほしい」「母親の息抜きの場や、雨でも子供が遊べる場があると良い」といった要望を受け計画したものだとし、現在は案の状態であり今後説明会などを通して市民と意見を交わす中でより良いものを作りたいとしました。
一方で新井議員は、新しい佐和田図書館には、積載荷重の問題で現在の佐和田図書館の蔵書4万冊のうち、2万5千冊しか移動ができないため、現在のスペースにも蔵書を残すことになり、利用者の利便性の低下や管理のための職員の移動の手間など、不便な点が多くなると指摘しました。
それに対し佐渡市は、蔵書に関しては、利用頻度の多いものを移動させ、利用頻度が少ないものを、現在のスペースに残すという形で選定するとした上で、説明会などでの意見を踏まえ蔵書や配置の見直しなど業者と相談しながら検討しているとしました。
また、新井議員は、新型コロナが明けた後の学校生活や行事について、今後どうしていくべきか。学校まかせでなく教育委員会も、一緒に議論していくべきだとし、市の考えを問いました。
それに対し新発田教育長は、新型コロナウイルスの分類変更で学校生活も変わっていくと捉えている。教育委員会としては、国の方針に従って進めていく考えだが、学校や保護者へアンケートを実施し、その声に寄り添って学校生活や行事への対応を協議していきたいとしました。

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