佐渡市議会2月定例会最終日 当初予算など可決

佐渡市議会2月定例会が、今日23日最終日を迎え、総額512億2,000万円となる令和5年度

佐渡市一般会計当初予算案などを可決しました。

最終日の今日は、物価高騰への対策や公共施設等の維持管理、及び、地域医療の確保など暮らしの安心や地域経済の活性化を重点に盛り込んだ令和5年度当初予算案などの審査結果が報告されました。
今年度より58億6千万円増額され、総額およそ512億円が計上された当初予算案には、一部の議員から佐渡汽船に対する行政支援のあり方が適切でないとの反対討論があったものの、賛成多数で可決されました。
トライアスロンの運営経費についても質疑があり、ボランティアの募集体制の構築や、参加者の利便性向上を目的に経営戦略コンサルティング業務を発注することや、会場設営などに関わっていた職員の業務費削減のため、外部に委託するなど運営体制の見直しを図ったことが伝えられました。
予算関連以外では、県が議会議決を求めていた両津港南埠頭岸壁の改修工事に伴う公有水面埋立の承認について、関係団体から議決の延期を求める陳情が出されていましたが、県の対応は適切だったとして賛成少数で否決されました。
このほか、持続可能な島作りを実現していくための指針として、佐渡市地域循環共生圏の創造による持続可能な島づくり推進条例の制定も認められました。
今日は37議案が可決されたほか、議会の個人情報保護条例の制定を求める発議案2件を承認したのに続き、人口減少対策調査特別委員会や議会基本条例検討特別委員会の中間報告も行われました。

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