佐渡市議会臨時会 補正予算など可決

佐渡市議会は今日20日、臨時会を開き物価高騰支援にかかる補正予算などを可決しました。また、任期満了となる新発田教育長に変わり前金井中校長の香遠正弘さんを新たな教育長として承認しました。

臨時会では、既定の予算に4億7,600万円余りを加え、総額およそ518億5,500万円とする令和5年度佐渡市一般会計補正予算が計上されました。

物価高騰対策として低所得の子育て世帯を対象に行う児童1人当たり5万円の給付や市内全ての子育て世帯に5,000円の応援券を配布する事業経費が盛られています。
委員会審査の後、本会議で採決され補正予算など4議案が可決されました。また、来月7日に任期満了を迎える新発田靖教育長に代わり、前金井中校長の香遠正浩さん61歳が新たな教育長に選ばれました。
議員投票によって承認を受けた香遠さんは登壇し「学校教育、社会教育ともに理想の実現に向け教職員、保護者、地域の皆様から信頼されるよう、誠心誠意取り組んでいきたい」と就任にあたり決意を述べました。
佐渡市は、この春から文部科学省の職員を教育次長として受け入れ、国と連携を図りながら伸び悩む学力の向上や部活動の地域移行を進めて行きたいとしています。
臨時会では、このほか北議員の自動失職により欠員となった各委員会の定数変更を求める発議案などが上程され、人事案件とともに承認されています。

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