今昔のお雛様ずらり!佐渡國相川ひなまつり

江戸から昭和頃までのひな人形を、街全体で楽しめるひなまつりイベントが、3月1日から相川地区で開催されています。

このイベントは、相川地区の店舗や民家にひな人形を飾り、地域全体でひな祭りを楽しんでもらおうと、佐渡國相川ひなまつり実行委員会が毎年開催しているものです。
20周年を迎えた今回は、きらりうむ佐渡で5年ぶりに開会式が行われ、相川小学校3年生やあいかわこども園の園児たちが相川音頭や歌でイベントのオープニングを飾りました。
イベント期間中は、各家々が大切に保管してきた江戸時代中期から昭和初期頃のひな人形がならび、訪れた人を出迎えます。

近年では、イベントを知った島内の人から自分のひな人形も飾ってほしいとの声が上がり、今回はおよそ50カ所でひな人形が飾られています。
今年は、20周年を盛り上げようと5月の節句に飾られていた人形を展示する家もあり、こちらの絹沢さんの家では、七福神や武将の人形がひな人形の隣に並んでいます。
相川下戸村の伊藤さん宅の玄関口には、300年以上前に作られたとされる享保雛が飾られています。高さ60cmを超える迫力のおひな様に訪れた人は、感嘆の声を上げていました。

また、イベント期間中は相川地区の飲食店でひなまつり限定メニューが提供されるなど、街歩きも楽しめる企画が用意されています。
幅野明彦さん「お茶会やコンサート、街歩きのスタンプラリー等、様々なイベントを企画しておりますので、大勢の方に春の相川へお越しいただければと思っております。」
佐渡國相川ひなまつりは、3月1日(金)から10日(日)まで開催されます。会場によっては、展示期間が異なる場合があります。街巡りの際には、相川羽田町の案内所「あいかわぽんぽこホール」にお立ち寄りください。
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