両津地区春日で7棟が全焼する火災

11月13日 午後6時30分頃、両津地区春日で住宅など7棟が全焼する火事が発生しました。

火事があったのは、両津地区春日の県道沿いにある滝沢敬さん76歳の住宅です。
11月13日の午後6時半頃、付近を通行していた人から「火柱がすごい」と通報があり、消防車12台が駆けつけ、消防隊員47人が消火活動にあたりました。
火はおよそ5時間後の午後11時30分頃に消し止められました。この火事で滝沢さんの住宅が全焼したほか、付近の住宅などの建物7棟が全焼、一棟が半焼しています。
通行人から通報があった時には、すでに火柱が上がっていたということで、近くに住む人らは不安そうに現場を見ていました。
現場となった住宅に住む滝沢さんは、昔は鮮魚店を営んでいて現在は一人暮らしでした。出火当時は入浴中で、入浴後出火に気づき家の外に逃げたものの、煙を吸い込むなど気道熱傷により病院へ搬送されましたが命に別状はありません。なお、滝沢さん以外の怪我人などは出ていません。
警察は詳しい火災原因や焼失面積などについて捜査を進めています。また、東北電力によると火事の影響により午後7時40分頃と41分頃の2回にわたり停電が発生し、その後電気設備の安全上 午後7時46分頃から電気を停止させ、両津地区一帯の1,382戸で電気が使えない状況でしたが、徐々に復旧していきおよそ5時間後の午前0時28分頃に全て復旧しています。また、県道の一部が一時通行止めとなりましたが、現在は解除されています。
佐渡警察署は、冬は暖房器具やガスコンロなどが火災原因になることが多いため、空気が乾燥する今の時期、くれぐれも火の取り扱いには注意をしてほしいとしています。

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