プロサイクルチームの選手が直接指導

新潟県内初のプロロードサイクルチーム「佐渡ゴールデンアイビス」が子どもたちを対象にロードバイク教室の体験会を行いました。

この体験会は、佐渡ゴールデンアイビスが子どもたちにロードバイクの楽しさを知ってもらうとともにジュニア選手の育成を目指して行われる、ジュニアロードバイクスクールを体験してもらおうと開催したものです。
体験会には小学生と中学生の2人が参加し、佐渡ゴールデンアイビス所属の鈴木道也選手と重田倫一郎選手が指導にあたりました。
参加した2人は、まず室内で自転車で重要となる下半身をほぐすため、プロ選手も取り入れているストレッチや体幹を鍛える運動を行った後、外で実際にロードバイクに乗ります。

佐渡中等教育学校3年生の須藤賢太さんは、小学4年生からスポーツバイクに乗り始め、佐渡で開催されたジュニアトライアスロンにも参加。昨年の佐渡ロングライド210では、初めて佐渡1周を走りきるなど本格的にロードバイクに取り組んでいます。
両津吉井小学校5年生の武部煌さんは、ロードバイクに乗るのは今回が初めて。普段遊びに出かける時によく自転車を使っていることから、佐渡トライアスロンクラブの会長を務めるお父さんに体験会を勧められ参加しました。
通常の自転車より重心が前よりになり、タイヤも細いことからバランスを取るのが難しいロードバイクとあり、初挑戦の武部さんも最初は不安そうに乗っていましたが、プロ選手の的確で分かりやすい指導でコツをつかむと、ロードバイクの楽しさを実感していました。

経験者の須藤さんは、気さくに話しかける鈴木選手との会話を楽しみながら付近を走り、より実践的な指導を受けました。
鈴木道也選手「上達が早くて自分もびっくりしています。初めての子も来てほしいと思ってます。佐渡は自転車のイベントが多いので、まずはロードバイクに触れる機会を増やして、そこからイベント等に参加して自転車の楽しさをより一層感じてほしいなと思いますね。」
佐渡ゴールデンアイビスでは、来月から週2回ジュニアを対象にしたロードバイク教室を開催していく方針で、将来的には国内レースに出場できるジュニアチームの登録を目指していくということです。
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