トキを見つめるモニタリングチームによる写真展

大佐渡スカイライン沿いにある交流センター白雲台でトキのモニタリングチームが撮影した写真を集めた展示会が開催されています。

現在交流センター白雲台で開催されている写真展「モニタリングチームが見つめるトキの姿」は、平成20年9月のトキの放鳥から15周年となることを記念し、環境省が主催して開催したものです。
会場内には、島内でトキの観察を行っているモニタリングチームのメンバー12人が撮影した写真23枚が並びます。
毎日トキを観察しているからこそ出会えた、瞬間を切り取ったものばかりです。

モニタリングチームメンバーの土屋正起さんは、トキの放鳥から15年が経過して、トキが佐渡の環境に慣れてきているように感じているそうです。また、今回展示されている写真は、チームによる観察の一部分なので、プロのカメラマンの写真とはまた違った趣を楽しんでほしいと話していました。
優雅に空を飛ぶ姿やなかなか見られないトキの姿をとらえた写真まで、また写真には環境省佐渡自然保護管事務所アクティブレンジャーによってタイトルと説明文が添えられています。
アクティブレンジャー右田京子さん「ボランティアさんたちからいろいろお聞きしている内容をまとめて、写真と合わせてわかるようにタイトルと説明文を貼っています。白雲台の展望台から佐渡を一望できますので、そちらとともにこのトキ写真展で佐渡の豊かな自然というものを感じてもらえればと思いますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。」
トキ放鳥15周年記念写真展「モニタリングチームが見つめるトキの姿」は、交流センター白雲台にて9月27日まで開催中です。

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