スキューバダイビング中に事故死

8月4日、小木地区宿根木の沖合でスキューバダイビング中の男性が死亡する事故が発生しました。

死亡したのは上越市に住む54歳の男性です。男性は8月4日午前10時45分頃、ダイビングツアー客8人、インストラクター2人、及び船長の総勢11人でダイビングショップ所有のダイビングボートに乗り込み小木地区琴浦を出発。出発からおよそ5分後にイワシグリと呼ばれるダイビングスポットに到着し、インストラクターによるツアー客全員の状態確認の後、ダイビングを開始しました。
開始からおよそ20分後となる午前11時10分、ひとりのツアー客がレギュレーターやシュノーケルを外したりつけたりしているパニック状態の男性を発見。
 
発見者がインストラクターに緊急事態を伝えましたが、男性の体が動かなくなり浮遊状態となったため、2名のインストラクターが男性に酸素を供給しながら水面まで浮上し、ダイビングボートに引き上げました。
その後、小木地区宿根木のたらい舟観光乗り場に向け搬送し、11時36分に救急隊に引き継がれ、佐渡総合病院へ救急搬送されましたが、午後1時15分医師により死亡が確認されました。佐渡海上保安署によると、死因については調査中だということです。
また、この事故の前日の8月3日には、小木地区の沢崎鼻沖合においてプレジャーボートの推進器損傷による漂流事故も起きています。
佐渡海上保安署は8月に入って、海洋を浮遊するロープや網の報告や、これらを巻き込む事案が発生しているため、航行の際は注意してほしいとしています。
佐渡海上保安署は海のレジャーについて、飲酒時や体調が悪いと感じた時は海に入るのを控える選択をしてほしいと呼びかけています。
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