オープンウォーター 選手ら懸命の泳ぎ

7月13日、佐渡の4大スポーツイベントのひとつ「佐渡オープンウォータースイミング」が佐和田海水浴場で開催され、選手らが懸命の泳ぎを見せていました。

風もなく絶好のレース日和となった7月13日、佐和田海水浴場を会場に1500m・3000m・5000mのほかに、前日には2000mリレーも開催され、島内外からおよそ460人が参加しました。
午前7時45分、初めの種目1500mが水上バイクに乗った渡辺竜五市長のスタートフラッグの合図で開始されました。
今年で13回目となる佐渡オープンウォータースイミングは、佐渡のマリンスポーツの普及や健康増進、環境の島佐渡をPRすることや誘客・交流促進で地域活性化を目指し開催されるものです。
各種目に出場した選手たちは波をかき分け、水しぶきを上げながら懸命な泳ぎを見せていました。
1500mで優勝したのは、神奈川県から出場の水泳インストラクター兼オープンウォータースイミングの選手でもある松下彩花さん。昨年に続き2年連続の優勝です。松下さんは、3000mの種目でも優勝しています。
また、佐渡スポーツ振興大使として初のイベント参加となる競泳メダリストの松田丈志さんは3000mに出場し、優勝した松下さんとお互いの健闘をたたえ合っていました。
見事完泳を果たした選手たちは、達成感に満ちた表情でフィニッシュゲートをくぐり、ゲストの松田さんやボランティア、応援に駆けつけた人たちに拍手で迎えられました。
フィニッシュエリアではボランティアの子どもたちが選手へ完泳の証であるタオルを手渡すなど大会を盛り上げていました。
多くの選手の力強い泳ぎで大いに盛り上がった佐渡オープンウォータースイミング。この大会では、完泳した選手に佐渡国際トライアスロン大会の出場資格が与えられるほか、5000mの男女総合上位3名には日本選手権の出場権が付与されます。

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