「朱鷺いろの杜 梅津」竣工式

社会福祉法人勇樹会が運営する特別養護老人ホーム「朱鷺いろの杜 梅津」の竣工式が行われました。

旧両津文化会館駐車場の跡地に建設された特別養護老人ホームの「朱鷺いろの杜 梅津」の竣工式には、施設を運営する社会福祉法人勇樹会の中野勇理事長をはじめ、法人の関係者や渡辺竜五市長、そのほか工事関係者らが参列しました。
式では宮司による祝詞奏上の後、参列者が玉串を捧げ、安心・安全な施設運営と利用者の健やかな日常を祈願しました。
「朱鷺いろの杜 梅津」は、特別養護老人ホーム歌代の里の老朽化や両津病院の移転に伴い、両津文化会館駐車場跡に佐渡市の公募により選定された社会福祉法人勇樹会が建設したものです。
施設は3階建てで、落ち着いた雰囲気の2階は4人部屋を中心に。また、明るい印象の3階には48床の個室が整備されていて、ショートステイの8床と合わせると規模は歌代の里とほぼ同じ113床となります。
最大の特徴は、利用者の能力に応じて自立した生活ができるよう支援介護する自立支援介護に特化していることで、科学的根拠に基づいたケアが行われます。
近江敏之施設長「多様な運動機器を設備させて頂いております。作業療法士、理学療法士、看護師などによって自律支援介護を展開してまいります。」
渡辺竜五市長「かなり先進的な取り組みを考えて進めている施設です。民間としてお客様の満足度と経営の効率化を図れる素晴らしい特養になるんだろうと思ってます。この素晴らしい施設で素晴らしい職員を作りながら医療との連携にも期待するところでございます。」
「朱鷺いろの杜 梅津」では太陽光パネルの設置のほか、施設で利用するお湯の全てを木質ペレットボイラーにより賄うなど、バイオマスエネルギ―の導入にも積極的です。
開所は9月1日で、9日間ほどかけて歌代の里から利用者を移動させるということです。
なお、現在向かい側で工事が行われている両津病院は、来年2月中に工事を終え5月に開院する予定です。
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